歴史は面白い。日本史や世界史、様々な国で人類の歴史がある。
そこで登場する人物や文化がとても興味深いということに最近気づいた。
しかし、学校の事業で習った歴史はもうぼんやりとしか思い出せない。そもそも小中高で習った歴史は全く記憶として定着しにくいものであった。
これは私だけではないだろう・・・もちろん得意な方もいたかもしれない。
現在と過去、自分と歴史・・・とても結びつかないし、何に興味を持ってよいかわからなかったのである。
ところが最近は歴史を少し学びたいという感情がある。YouTubeなどで歴史解説動画を見たりしているのだ。
そして鼻で笑われるかもしれないが、アニメで『平家物語』もみた。歴史になぞらえたフィクションであったのだがすんなり頭に入ってくる。
しかも、平安時代に興味も湧いた来たのだ。
自分の感覚を言葉に置き換えるために自己分析をしてみたのだが、登場人物に個性があり感情移入ができる。
何より、顔と名前が結び付けられているので、顔を想像して名前を思い出す、名前を思い出して顔が出てくる。このサイクルがより分かりやすく歴史と登場人物を結び付けている。
なぜ若い頃の自分は歴史を覚えられなかったか・・・登場人物(歴史上の人物)の功績や年号をシンプルに暗記しようとしていたからかもしれない。
過去の偉人がどういう性格で、どういうことを考え、なぜそれを実行したのか。
歴史上の背景や、国・人物像に考えを巡らせる。おもしろい。
そして何より歴史は現在の生活と結びついているのだと実感してきたことも大きいだろう。
当時の時勢が関係してこのような法律ができた。当時の世論が大きくなりこんなことが常識となっている。など、現在のでき事や国と国との関係にも理解が深まる。
過去(歴史)があって現在の自分との結びつきがより実感できるようになってきたのである。
年齢を重ねるにつれ、いろいろなことを覚えてきた。もちろん生活のために覚えなければいけなかったし、勉強もしてきた。
そういうことで少しづつ世の中のことが分かってくると、いかに歴史が関係してくるのかを実感できるのである。
そういう観点で歴史を見るととても面白く感じ、又若い頃に比べて記憶にも定着しやすくなる。